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新鮮バジル使ったメニューどうぞ 熱中食堂 更別

成長したバジルを収穫する(左から)川口さんと熱中小事務局の吉澤隆さん

 【更別】魚の養殖と水耕栽培を一緒に行う「アクアポニックス」を導入した十勝さらべつ熱中小学校敷地内の「熱中アクア農場」(村南1線93)で、栽培するバジルが順調に育ち収穫時期を迎えている。新鮮なバジルはレストラン「熱中食堂」のメニューとして提供されている。

 アクアポニックスは魚の排せつ物を微生物が分解し養分が含まれた水で植物を栽培する方法。貨物用コンテナを利用したアクア農場では、魚のテラピアを育てる水槽と発光ダイオード(LED)を光源とした植物栽培用ベッドを4セット設置。寒冷地では初の試みで温度管理もされている。

 バジルは種まきから1カ月ほどで収穫できるまでに成長。2日は熱中食堂シェフの川口達也さん(32)が自らはさみで収穫し、メニューに使った。

 今後もその都度収穫し料理に使う。川口さんは「見た目の色合いも鮮やかで、ハーブの香りもいい。ジェノベーゼソースにして、パスタやピザなどに使っていきたい」と話している。

 食堂の営業日は金-月曜。土・日曜はランチ(午前11時半~午後2時)、カフェ(午後2時~同4時)、ディナー(午後5時~同10時)の営業。金曜はディナー、月曜はランチ、カフェのみ。問い合わせは同食堂(0155・67・5959)へ。(高津祐也)

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