シロクマのアイラ、サケを豪快にがぶり おびひろ動物園
おびひろ動物園(柚原和敏園長)で28日、動物たちに秋の味覚をプレゼントするハロウィーンイベントが行われた。特別メニューを頬張る動物の姿を、多くの家族連れが楽しんだ。
ハロウィーンをテーマにした餌やりイベントは今年で2回目。今回はインドゾウに柿やサツマイモ、エゾシカとチンパンジーにはカボチャが給餌された。
ホッキョクグマの「アイラ」には体長60センチほどのサケのほか、マスカットやホッケなどが用意された。初めにマスカットを味わったアイラは、次にサケを口にくわえて奥へ移り、しっぽから豪快に食べた。
ハロウィーンイベントを目当てに訪れた帯広北栄小学校3年の鎌田邦海(くにみ)君(9)は「大きなサケにかじりつくのがおいしそうだった。立ったときは(体が)大きかった」と楽しんでいた。
(藤島諒司)