振興局職員にカレー 十勝農園が無償提供
帯広市内の飲食店「十勝農園」(林克彦社長)は7日、災害対応業務に追われる十勝総合振興局職員をねぎらうため、カレーライスを無償で提供した。
同店では停電しているものの、ガスや水は使用できる。行政職員は災害時、公私ともに住民生活を最優先することになるため、「住民を助ける立場の人にとっても一服の清涼剤になれば」(馬渕善範総料理長)と、チキンカレーを100食分用意した。
午後1時から、振興局の講堂で馬渕総料理長らがカレーを配った。調整課で勤務する酒井遥さん(25)は「電気が使えず、お米を食べていなかったのでありがたい」と話していた。