帯広で徐々に電力復旧 市民ら安ど
明かりが付いた帯広市内西５条南５のコンビニ（６日午後１０時ごろ、新井拓海撮影）
帯広市内では６日午後９時ごろから西５条通付近など中心市街地の一部で徐々に電力が回復。暗がりの中で復旧を待ちわびていた市民らは一様に安どの表情を浮かべた。
市役所１１階に臨時開設された休憩所では、室内灯に明かりがともると、一時的に身を寄せていた市民ら約６０人から一斉に「ワー」と喜びの声が上がった。休憩所で夜を明かすために訪れていた４０代男性は、電気が戻った直後、自動販売機で飲料を購入、「朝から何も食べていなかったので、まずは飲料でも口にしたい。復旧して本当に良かった」と顔をほころばせた。
また、ＪＲ帯広駅周辺でも同じころに電力が復旧。付近のコンビニを訪れた市内の会社員男性（３８）は「電気が付いて明るくなった瞬間はホッとした」と話していた。
