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厚真町へ  救護班派遣 清水赤十字病院

厚真町へ向けて出発した清水赤十字病院の救護班

 【清水】地震災害の発生を受け、清水赤十字病院(藤城貴教院長)の救護班が6日、震度7を観測し甚大な被害が出た胆振管内厚真町に派遣された。救護班としては、同院初の派遣という。

 救護班員は、東日本大震災や熊本地震で活動した川村雄剛医師(消化器内科副部長)と、看護師の齊藤麻美さん、伊藤由香さん、中野由佳子さん、社会福祉士の石井康浩さん、職員の宮脇壯太さんの6人。搬送班として、医事課長の田中宏幸さんと職員の平山昭さんが同行した。

 日本赤十字社北海道支部から要請があり、1時間弱で準備し出発した。川村医師は「今までの経験を生かし最大限のチーム力を発揮すると話した。9日まで現地に滞在し、初動救護活動を行うとともに、備蓄用飲料水などを搬送する予定。藤城院長は「2016年夏の台風災害以来、職員の意識が高まっている。当院の救護班が一助になることを確信している」としている。(小寺泰介)

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