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ホップ栽培 直売やビール醸造も 芽室の廣田農園

たくさんの実を付けたホップに笑顔の廣田さん夫妻と、直売所の看板犬「ホップくん」

 【芽室】町内の廣田農園(東めむろ3ノ北1、廣田一公代表)は道内でも珍しいホップの栽培に取り組んでいる。収穫したホップは同農園が5月に畑の一角に開設した直売所「畑の駅」で販売している他、ビールの製造にも取り組む。

 廣田代表(42)と妻の由美さん(43)は2016年に町内に新規就農。50アールの畑で、農薬や化学肥料を使わずにミニトマトや枝豆、空心菜、ケールなどを育てている。

 ホップ栽培は「ビールが大好き」という廣田代表が昨年から始め、アロマホップの「カスケード」を5株植えた。昨年は実を付けずに終わったが、春先の剪定(せんてい)を経て今年7月下旬に実を付け始めた。10メートルにもなるツルのあちこちに黄緑色の実がなっている。

 収量は2・5キロほどを見込み、一部は帯広の醸造家十河文英さんの協力でビールを製造し、香り付けに使う。ビールは400リットルを醸造する予定で、11月に町内でお披露目会を開く。

 この他、畑の駅ではフレッシュホップやドライホップとして量り売りする(フレッシュホップで1グラム40円程度)。

 廣田代表は「ホップは花粉症や更年期障害を和らげ、安眠効果もあるとされ、『女性のためのハーブ』とも言われている」とし、「ビール好きの人には“追いホップ”として楽しんでほしい」と話している。

 問い合わせは廣田農園(0155・29・2819)へ。(澤村真理子)

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