緑ケ丘公園児童遊園の遊具27日供用開始
帯広市緑ケ丘公園の児童遊園再整備で、目玉となる大型コンビネーション遊具が27日に供用開始する。市内最大規模の遊具で、乳幼児から小学生まで幅広い年齢層が楽しめる構成が特徴だ。
既存遊具の改修に合わせ、現在の遊具スペースの南側に整備された。動物を模した高さ4・5メートルのトーテムポールを中心に、全長約10メートルの滑り台やつり橋などが配される。ボルダリング用の壁や、フェンスで囲った芝敷きの乳幼児用エリアもある。市みどりの課は「子どもたちの冒険心やチャレンジ精神をくすぐる、遊び応え満点の遊具」としている。
新設工事はほぼ完了し、23日午前には工事関係者が完成写真の空撮や測量など詰めの作業を行った。27日午前10時半からオープニングセレモニーを行った後、供用開始の予定。新遊具を設置した広場の名称は、花園、緑丘の両小学校の4~6年生から募り、108作品の応募があった。選考結果はセレモニーで発表する。
既存エリアのつるつる滑り台などは撤去して芝を張り、養生期間を経て秋ごろ全面供用再開予定。(丹羽恭太)