つつじが丘小学校「みまもり隊」 まちマイ西帯広編
帯広つつじが丘小学校(野上泰宏校長、児童226人)の「つつじっ子クラブみまもり隊」(赤間百合子代表)は、2002年に市内で最初に誕生した居場所づくり事業として児童に遊び場を提供している。
毎週月、木曜の放課後を中心に、校内で百人一首やバドミントン、お菓子作りなどを行う。1回の参加児童は約30人。ボランティアスタッフ4~5人が見守る。季節の行事や誕生会も企画され、夏祭りには200~300人が集まる。
学校、PTA、町内会が三位一体で運営。14年には「地域による学校支援活動」推進として、同校が文部科学大臣表彰を受けた。帯広南商業高校の生徒や卒業した児童が加わることもあり、10~70代の幅広い年齢層のスタッフ約70人が児童に向き合う。
赤間代表は「子どもにとって必要な居場所。これからも遊びながら楽しく学ぶことを大切に活動を継続していきたい」と抱負を話している。(石川友史)