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管内3000人が巣立つ 48中学校で卒業式

辻校長から卒業証書を受け取る卒業生(15日午前10時10分ごろ、帯広第四中で。新井拓海撮影)

 十勝管内全48中学校で15日、卒業式が行われた。卒業生約3000人が卒業証書を受け取り、3年間の思い出が詰まった学びやを巣立った。

 帯広第四中学校(辻敦郎校長、生徒319人)では、午前10時から体育館で「第67回卒業証書授与式」が行われた。卒業生104人が拍手に迎えられて入場し、校歌を斉唱。担任教諭が一人ひとりの名前を呼び、辻校長が卒業証書を手渡し握手を交わした。

 辻校長は、「君たちが歩む空が、いつまでも透き通るような色であることを願っています。ゆっくりと時間をかけて君だけの空をつくってください」と式辞。五十嵐真佐紀PTA会長が祝辞を述べた。

 在校生の平田怜さん(2年)が送辞を読み上げた後、卒業生を代表して原田ことなさんが在校生、先生、保護者、同級生に感謝を伝え、「これからは別々の道を歩いて行く。苦しいときやつらいときは四中で学び、培った力で乗り越え、さらに大きく成長していく」と答辞を述べた。

 卒業生で「証」を、全校生徒で「旅立ちの日に」を合唱。クラスごとに学校や担任教諭への感謝を伝えた。(松田亜弓)

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