２０周年のヨサコイチーム「Ｅｘｃｌａ！ｍａｔｉｏＮ」が初の同窓会
２０周年の節目に集まった「Ｅｘｃｌａ！ｍａｔｉｏＮ」の現役、ＯＢ、ＯＧのメンバーやその家族ら
十勝を拠点に活動するヨサコイチーム「Ｅｘｃｌａ！ｍａｔｉｏＮ」（黒田勝史代表）のＯＢ・ＯＧ、現役メンバーが一堂に会する初のイベント「２０周年だョ全員集合 大同窓会」が１０日、帯広市内のホテルグランテラス帯広で開かれた。「ＹＯＳＡＫＯＩソーラン祭」（札幌）に出場を重ねてきた歴代メンバーたちが、節目を祝って交流を深めた。
道内でも屈指の伝統を誇る同チームは、各種大会で複数の受賞歴を有し、これまで約５５０人が演舞や運営に関わってきた。
毎年８月に開催される「おびひろ平原まつり」のイベント「夢降夜」の企画や帯広市民ミュージカルの立ち上げなど、地元に根差した活動にも尽力。今年１月に開催された帯広市の「成人の集い」では、開幕に合わせてパフォーマンスを披露するなど活躍の幅を広げている。
２０周年の節目に、年代を問わずメンバー同士で交流を深めたいという思いから、昨年１１月に実行委員会（佐々木一枝委員長）を組織し、準備を進めてきた。この日は道内外から約１７０人が参加。会場内では再会を喜び合う声が至るところで上がり、各期ごとにまとまって円卓に座ると近況報告や思い出話に花が咲いた。
黒田代表は集まった関係者に感謝を伝え、「世代を超えて集まれたことがうれしい。それぞれの時代をつく作ってくれた皆さんの伝統を大切に、これからも精いっぱい頑張っていきましょう」とあいさつした。
演舞の指導を担当する本田佳子さんによる乾杯の発声で宴会に入り、活動を振り返る映像を見たり、ゲームをしたりして親睦を深めた。実行委員長の佐々木さん（同チーム副代表）は「一番遠くは滋賀県から来てくれた。２０周年のときには集合したいとずっと思っていたので、念願がかなった。みんなの楽しそうな笑顔が見られてよかった」と話していた。
同チームはメンバーを募集中。ＹＯＳＡＫＯＩが好きで、熱意がある人の参加を呼び掛けている。問い合わせは事務局（０９０・８９０７・０７７０）へ。（石川友史）
