カフェ「菜sai」好評 体に優しくおいしく
帯広市西8南29のカメラのキタムラ帯広・弥生通り店2階モクステージ内に、カフェレストラン「菜sai」がオープンした。店主の佐々木夏菜子さん(36)の作る、地元の素材や化学調味料なしにこだわった野菜料理が売りで、幅広い世代の客層から「体の内側からきれいになれる」と好評だ。
開店日は10月5日。日替わりメニューとして、3日寝かせた有機玄米の混ぜご飯や帯広・川西産のナガイモなどを使ったスープ、前菜のサラダが付いた定食(1日15食限定、1300円)、丼物(1200円)、カレー(1100円)の3種類を提供している。
佐々木さんは「とかちスイーツコンテスト」(市主催)で2年連続の最優秀賞に輝くほどの腕前。知り合いの農家などから野菜を譲り受ける機会もあり、家庭料理では使われにくいビートを自分なりにアレンジを加えてメニューに取り入れるなど、客として訪れた農家に驚かれたという。
来月からは親子向けの料理教室やイベントを始めることも検討中だ。「いつか料理の先生となってレシピ本を出したい。十勝の野菜のおいしさを伝えていきたい」(佐々木さん)と新たな夢を膨らませている。
営業は午前11時~午後5時。定休日は水・日曜・祝祭日。野菜料理などを詰め合わせた弁当、ロールケーキといったスイーツのテイクアウトも受け付けている。問い合わせはモクステージ(0155・66・6009)へ。(小縣大輝)