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セラピー犬の癒やす力を体験 音更小学校で授業

ふれあいながらセラピー犬について学ぶ音更小学校の4年生(28日午前11時20分ごろ、塩原真撮影)

 【音更】音更小学校(石川満校長、児童487人)で28日、セラピー犬について学ぶ授業が行われた。「NPO法人北海道ボランティアドッグの会」の十勝地区(菊地信二リーダー)の会員がセラピー犬と一緒に同校を訪問。子供たちは犬と触れ合いながら理解を深めた。

 同会は定期的に、福祉施設や病院など訪問して入居者や患者に犬を触ってもらうことでの癒やしの場を提供している。この日の授業は体育館に小型犬から体重約50キロの大型犬まで計8頭が集まり、同校4年生82人を対象に実施した。

 会員で同校の下町美希教諭がセラピー犬の活動を紹介。人に危害を加えないなどの条件を説明した後実際の適正検査で行う内容をそれぞれの犬が実演した。お座りや伏せなどの指示に従ったり、怪しい人が来ても動じず、吠えない様子に子供たちは感心した様子。

 後半は犬をなでたり、抱いたりして触れ合い、佐々木紗和さん(10)は「(セラピー犬に)大きい犬もいるのは意外だった。芸もできてサーカスみたい」と笑顔。最後に愛犬のラブラドールレトリバーの「ハッピー」とともに訪れた活動歴11年目の鈴木謙三さん(74)=清水在住=が、捨てられたペットが殺処分されている現状にも触れ、「周りの犬にも優しくしてほしい」と呼び掛けた。(高津祐也)

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