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全道高文連書道、帯南商高の高坂さん全国へ

全国出場を決めた作品と、賞状を手に笑顔の高坂さん

 高文連の第51回全道高校書道展・研究大会(10月11~13日、函館市)で、帯広南商業高校の高坂緋里(たかさか・あかり)さん(2年)が最高賞の道高等学校文化連盟賞に輝き、十勝管内からはただ1人、来年8月に長野県で開かれる全国高校総合文化祭(総文祭)の出場者に選ばれた。

 全道大会には道内149校の書道部員ら1123人が参加。文化連盟賞は全道73人(十勝管内は高坂さん含む8人)が受賞し、3年生を除く17人が総文祭への推薦候補者に選ばれた。

 高坂さんは小学1年から習字を始め、書道部には高校1年から所属。顧問の岡弘洋教諭や周りの勧めで漢王朝時代の石碑「張遷碑」に取り組んだ。岡教諭から「粘っこく」「線に存在感を持たせる」などの助言を受け、昨年11月ごろから同じ題材を書き続けて提出作品を完成させた。

 全国出場は自身初で、同校書道部としても3年ぶり。「今まで行けなかった人を見てきたので実感がない」と高橋さん。結果発表で名前を呼ばれたときも周囲から言われて初めて「自分なんだ」と気づいたという。「先生や、卒業後もアドバイスをくれた先輩たちのおかげ」と周りへの感謝を述べる。

 全国大会に向けては「行けなかったみんなの責任も背負っているので、負けないで頑張っていきたい」と決意をにじませる。岡教諭は「全国出場はこつこつと積み重ねてきた結果。プレッシャーも感じているが、同じく全国を目指してきた人たちの思いも受けて頑張ってほしい」と話す。(片山新平)

 管内からのその他の入賞者は次の通り。(敬称略)

▽道高等学校文化連盟賞=佐藤亜佳梨(帯広南商3年)会田咲彩(江陵同)山保優奈(同同)田宮滉太(帯広三条同)今井栞菜(同同)小林澄香(同同)西村有未(同同)
▽優秀賞=中村奈々美(江陵2年)山田愛花(同同)今田彩水(帯広北同)乙井響貴(帯広三条同)小池このみ(同同)熊田波奈(同3年)渡邊千紗(鹿追2年)上村空(同3年)村上尚哉(帯広柏葉2年)佐々木美奈実(清水3年)

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