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形良し、糖度良し 帯広メロン出荷

ずらりと並んだメロンを前に選果基準を確かめる生産者(25日午前10時20分ごろ、塩原真撮影)

 贈答用で人気の高い「帯広メロン」の出荷が25日、始まった。今年は天候不順に見舞われた昨年に比べて見た目、糖度ともに良く、十勝で順次販売される。

 品種はサーモンピンクの果肉が特徴の「妃(きさき)」。2玉4000円前後で、イトーヨーカドー帯広店などで店頭販売される。

 この日は午前10時から販売元のキサキ糧穀(市愛国町、鬼崎友宏社長)で恒例の「目ならし会」があり、集まった生産者10人がメロンの大きさや編み目を確認。ここ数日は夜間も気温の高い日が続き生育に影響が生じたが、糖度は15度以上、ネットの張り具合も良好という。昨年と同じ約4000玉の出荷を見込む。

 「FFV(フルーツ・フラワー・ベジタブル)プロジェクト」(西元武会長)が1988年から栽培に取り組み、現在は帯広と芽室の農家6戸で構成。今年から生産者に加わった中村修一さん(57)=芽室=は「次から既存のハウスをさらに有効活用し、生産数を増やしたい」と意欲を見せていた。(小縣大輝)

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  • 形良し、糖度良し 帯広メロン出荷 2

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  • ずらりと並んだメロンを前に選果基準を確かめる生産者(25日午前10時20分ごろ、塩原真撮影)

    ずらりと並んだメロンを前に選果基準を確かめる生産者(25日午前10時20分ごろ、塩原真撮影)

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