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音更高校の井川さん8月の全国へ 全道バレエコンクールで銀賞

同大会で銀賞を獲得し、全国大会への切符を手に入れた井川さん

 札幌で開かれた「第15回北海道バレエコンクール」(公益社団法人日本バレエ協会北海道支部主催)で、十勝から出場したアンジュバレエスタジオ(帯広、主宰・前塚典子さん)の井川こころさん(15)=音更高校1年=が、クラシック部門ジュニアBで第2席の銀賞に入賞した。8月に東京で開かれる全国大会への出場を昨年に続いて決め、さらなる上位進出に意気込んでいる。

 同大会は道内の青少年を対象に開かれる大会で、今回は1~3日に開催。成績優秀者は、8月に東京で開かれる全国大会「全日本バレエ・コンクール」に出場できる。

 井川さんは4歳のころから同教室で学んでおり、現在は前塚さんの娘の恵里子さんから週4回ほどレッスンを受けている。同大会には小学4年生から毎年参加し、最高位の金賞にも多数入賞。挑戦は今回で7回目となる。

 井川さんの出場したジュニアBは中学2年~高校1年までを対象とし、例年出場者の最も多い激戦区。今年は約70人が出場し、初日を通過した約50人が、2日目の決選に臨んだ。課題曲は予選決選共通の1曲を候補の中から選び、井川さんは激しい動きで身体能力を特に求められる「ダイアナとアクティオン」を踊った。

 典子さんによると、例年同部門で決選に進めるのは3割程度だが今年は7割近くが残る激戦となり、「踊る順番が後半で待つ時間も長く、普段より緊張した」と井川さん。決選での踊りは「満足行くものではなかったので入賞できるとは思わなかった」と話すが、見事に全国行きを決めた。

 このほか3日目に行われた創作部門Aでも入賞を果たした。指導する恵里子さんは、「努力家で厳しいレッスンにもついてきてくれる」と評価している。

 全国大会は東京で8月16日から5日間開催される。井川さんは昨年の同大会で5位に入賞しており、今回はその上の成績を目指しつつも、「自分でイメージしている通りの踊りができるようにしたい」と意気込みを話している。
(大木祐介)


◆第15回北海道バレエコンクールについて
クラシック部門審査結果-(公社)日本バレエ協会北海道支部公式ホームページ
創作部門審査結果-(公社)日本バレエ協会北海道支部公式ホームページ

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