自衛官候補生５６人が入隊 ４普連
代表して宣誓する自衛官候補生の浅井さん（手前中央）
陸上自衛隊第４普通科連隊（佐藤慎二隊長）の自衛官候補生課程入隊式が９日午前１１時から、帯広駐屯地で開かれ、道内から集まった５６人が新たな一歩を踏みだした。
保護者や来賓、隊の幹部らを含めて約２５０人が出席。国歌斉唱に続き、候補生を代表して阿部理央さん（１９）＝帯広市出身＝が佐藤隊長から任命を受け、入隊を申告。浅井勇真さん（１８）＝釧路市出身＝が代表し、「自衛官候補生の名誉と責任を自覚し、心身を鍛え、知識技能の習得に励みます」と宣誓した。
佐藤隊長は「国民の命、財産を守るため、知識と任務のための技能を習得し、同期との絆を大切にしてほしい」と式辞。来賓の高橋正夫本別町長、二木浩志帯広農業高校長、松岡忠靖道東自衛隊家族会長が祝辞を述べた。
候補生は６月２５日まで約３カ月間の教育課程を経て２等陸士に任命される。その後、道内の各教育部隊でさらに３カ月間学んだ後、それぞれの部隊に配属される。（松村智裕）
