氷上まどろむ 十勝川河口にゴマフアザラシ
氷の上にたたずむゴマフアザラシの子ども
【豊頃】大津地区の十勝川河口付近に複数のゴマフアザラシが姿を見せている。水面と結氷部分の境界にたたずみ、日なたぼっこをするようにゆったりと過ごしている。
アザラシはオホーツク海方面から南下し、冬期間は波の穏やかな同河口でも生活する。現在、十勝川の「十勝河口橋」付近から上流部が凍結。29日には、すぐに潜れる水面との境目にアザラシ3頭がたたずんでいるのが見られた。付近ではチカやキュウリウオ目当ての釣り客が多数訪れる場所。同橋からも黒い点のように肉眼で観察できる。
漂着アザラシの会の千嶋淳さんは「十勝川河口に来るアザラシは、若い個体が多い。まだらに見えるのは、年に1度毛の生え替わる時期に差し掛かっているから」と話している。(塩原真)
関連写真
十勝川河口でアザラシ生活 2
水際で生活するゴマフアザラシの親子
アザラシの周りを飛ぶホオジロガモ
水際で生活するゴマフアザラシの親子
勢いをつけて氷の上にはい上がるゴマフアザラシ
勢いをつけて氷の上にはい上がるゴマフアザラシ
水面から顔を出すゴマフアザラシ
水中に飛び込むゴマフアザラシの親
氷の上にたたずむゴマフアザラシの子ども
氷の上にたたずむゴマフアザラシの子ども
氷の上にたたずむゴマフアザラシの子ども
氷の上にたたずむゴマフアザラシの子ども
氷の上にたたずむゴマフアザラシの子ども