大槻さん日本少年団顕彰受賞
NNACコーチ
道表彰に菊池さんと2団
2017年度の日本スポーツ少年団顕彰に、帯広の陸上競技少年団「NNAC JSC」のコーチ、大槻みどりさん(56)が受賞した。長年にわたるスポーツ少年団の指導と育成、競技普及活動への貢献が認められた。北海道スポーツ少年団表彰は、スピードスケート指導者の菊池政人さん(31)=フレンズ少年団=と稲田ジュニアバレーボール少年団(井須雅人代表)、フレンズスポーツ少年団(菊池信子代表)が受けた。18日、帯広市役所でそれぞれの表彰が伝達された。
大槻さんは夫の透さんと共に1994年にNNACを立ち上げ、22年間にわたって陸上競技の指導者として尽力する傍ら、帯広・十勝のスポーツ少年団本部理事長として本部事業の円滑な運営に努めている。また、13年度から北海道スポーツ少年団リーダー育成部副部長も務める。
菊池さんは母の菊池信子さんが代表を務めるフレンズ少年団の指導者として献身的に活動、多くの優秀な選手を育てた。稲田ジュニアバレーボール少年団は結成33年を迎え、男女の選手の育成に尽力して道内外の大会に出場。フレンズスポーツ少年団は地域間の交流やマナーを身に付ける活動にも力を注いできた。
伝達式では、帯広市スポーツ少年団本部の河村榮治本部長から各受賞者に表彰状が手渡された。受賞者を代表して大槻さんは「受賞は個人の力ではなく、市少年団本部、指導者・母集団のおかげ。家族の支援にも感謝しながらより一層少年団本部と単位少年団の活動の発展に尽力したい」と謝辞を述べた。(大野篤志)