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「いちょうの森」 憩いの空間「育てる」 元町議飯沼さん まちマイ鹿追編

瓜幕で30年計画
 遊牧民風の住宅の周りに、1188本のイチョウやモミジの苗木が植栽されているユニークな山林が、町瓜幕にある。元町議の飯沼新吾さん(71)が3年前から造成している「いちょうの森」だ。敷地は5ヘクタール。飯沼さんは「残りの人生何を残せるか考えたとき、思いついたのが森だった。年齢とともに体は弱っても、森は時間をかけて成長していく。ここを『癒しや憩いの森』にしたい」と笑顔で話している。

 「鹿追から出たことがない」と飯沼さん。1945年鹿追生まれ。鹿追小、中学、高校を経て、JA鹿追町で長年勤務、定年退職後に2期8年町議も務めた。

 同山林は飯沼さんが30年ほど前に購入していた土地。若いころから登山に親しみ自然が好きだったという。「紅葉の時期になると毎年のように大雪山系や層雲峡に足を運んだ。イチョウを選んだのは景観の良さと並木があっても、森となると全国的にも少なく、珍しいと思った」と説明する。

 森造成は30年計画だ。現在、イチョウの木は飯沼さんの背丈にも達していないが、10年後に野花が咲き、20年後にはツタ類やつるもの、30年後にはイチョウやモミジの黄色や赤が人々の目を楽しませる-といった具合だ。

 敷地内には知人や地域住民の力を借りて建てた「ティピ」と呼ばれるネイティブアメリカン式テントとモンゴル遊牧民の住居「ゲル」があり、作業場や休憩用に使用している。「将来的には、山菜狩りや子どもたちも楽しめるような木製遊具を作って、たくさんの人に喜んでもらえる森にしたい」と、少年のような笑顔を見せる。(村瀬恵理子)

関連写真

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  • 「30年スパンで仕上げたい」と笑顔を見せる飯沼さん

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