桑井亜乃選手 地元小中学生の陸上大会に登場
【幕別】リオデジャネイロオリンピックに女子7人制ラグビーの日本代表として出場する町出身の桑井亜乃選手(26)が10日午前、町運動公園で開かれた小中学生の陸上競技記録会に登場した。桑井選手は多くの子どもたちから声援を受け、リオでの活躍を誓っていた。
陸上競技記録会には管内小中学生466人が参加。開会式後、町出身でリオ五輪に出場する桑井選手ら3選手への応援メッセージを撮影した。子どもたちが「桑井選手、頑張れ」と声をそろえると、会場のスピーカーから「はい」と返事が。桑井選手の登場は事前に知らされておらず、会場は驚きと歓声に包まれた。
桑井選手は子どもたち一人ひとりと握手し、「頑張ってください」と声援を受けた。桑井さんが卒業した幕別中陸上部の辻本しおんさん(2年)ら部員は「背が高くてきれい」「かわいい」「手が大きかった」「幕中の誇り。全員で応援する」と感激していた。
桑井選手は、町旭町の公園で開かれた出身公区の壮行会にも参加。「子どもの頃、ラジオ体操に通った思い出の場所で皆さんから応援され、うれしい。笑顔を届けられるよう頑張る」と決意を新たにしていた。(眞尾敦)