帯廣神社で「夏越の大祓式」 半年間の汚れ清める
帯廣神社で30日、半年間の罪と汚れをはらい清める「夏越の大祓式(なごしのおおはらいしき)」が執り行われた。
毎年この時期と年末の計2回、執り行われている神事。この日は、同神社の氏子会を含む約150人の市民らが参列した。神職が大祓詞(おおはらえことば)を奏上した後、参列者は和紙製の人形を、体の気になっている部分にこすりつけ、汚れをはらった。白布や縄などを使ったおはらいが行われた後、神職らに続いて茅の輪くぐりを行った。
母親、息子と参列した帯広市内の自営業林祐利江さん(36)は「半年間を無事に過ごせたことへの感謝を込めてくぐった」と話していた。
(大木祐介)