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宇宙のまち大樹もPR グルメグランプリ

グルメグランプリの会場で展示されるインターステラ社のロケットエンジンなどの機材

 【大樹】7月2、3日の「新・ご当地グルメグランプリ北海道2016in大樹」(会場・町多目的航空公園)では、グルメ対決の他に、「宇宙のまち大樹」で行われている宇宙関連の実験の資料などが展示される。多くの来場が期待されるイベントを通じ、町や関係団体は、スペースポートやロケットの射場誘致に向けた「大樹」の認知度向上を図りたい考えだ。

 同グランプリの会場では宇宙航空研究開発機構(JAXA)や、町内でロケット開発を行う「インターステラテクノロジズ」(稲川貴大社長)などがブースを構える。インターステラ社は実験で使用した機材を展示。同社の機体を宇宙まで到達させることができる推力1トンのエンジンの他、機体に搭載する推進剤タンクの一部も並べる。エンジン燃焼実験の動画や写真も見られるようにする。

 JAXAは、同公園内の大樹航空宇宙実験場で実施している大気球実験や、航空技術実験の様子をパネルで紹介する。

 また、航空公園内にある宇宙関連の展示施設「町宇宙交流センター・SORA(そら)」の展示も拡充する。陸別町の銀河の森天文台で展示している、地上から撮影した国際宇宙ステーションや土星のパネルを飾る他、オーロラ発生時の音声も流す。

会場で販売されるコスピーのキーホルダー

 この他、NPO法人北海道宇宙科学技術創成センター(HASTIC)などが作成したスペースポートのイメージ動画も。大樹スペース研究会(福岡孝道会長)は、町花コスモスのキャラクター「コスピー」の縫いぐるみのキーホルダーを限定販売する。

 町は「グルメグランプリを、大樹の食と観光、宇宙による地方創生の起爆剤にしたい。スペースポートや射場の誘致には、認知度を上げ、道民の理解を得る必要がある。機運の盛り上げにつなげたい」としている。(伊藤亮太)


◆新・ご当地グルメグランプリ北海道2016
新・ご当地グルメグランプリ北海道2016 in 大樹 実行委員会-Facebook

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