ふるさと納税返礼品にスイーツ２セット追加 音更
ジュレプリンにイチゴを贅沢に載せて食べる「おとふけ『ブルーム・最強苺プリン』セット」
【音更】町は、ふるさと応援寄付金（ふるさと納税）の返礼品に２種類のスイーツのセットを追加した。小麦や小豆、卵、イチゴなどいずれも地元の良質な素材を使っており、品目の充実によってスイーツ素材の産地として広くアピールしていく。
追加されたスイーツ・セットは、（１）「おとふけ『ブルーム・最強苺（いちご）プリン』セット」（２）「とかち『アン・パルフェ』のこだわりスイーツセット」の２種類。
（１）は、香りと甘みのバランスが良い「銀龍苺（さがほのか）」と、フランス料理店「オランジュ」（帯広）のジュレプリンのセット。イチゴとプリンは箱の中に分けて収められ、返礼品を受け取った人がプリンにイチゴを載せて食べることができるようにしている。
（２）は、工房「アン・パルフェ」（音更）が販売する「純生あずきロール」「とかちカタラーナ」「トカッチーズ」のセット。十勝・音更の素材にこだわったスイーツとして知られる３品をまとめた。
（１）は１４日に、（２）は７日にそれぞれ返礼品メニューに加えた。いずれも１回当たり１万円～３万円未満の寄付金額に対し、返礼品として進呈する。今回の２セット追加に伴い、この寄付額で選べる返礼品は２２品目に拡充、うちスイーツは計８品目になった。
企画課によると、２０１５年度のふるさと納税の寄付件数は３万３８２２件で、寄付総額は３億８７４０万円。過去最高を記録した１４年度の２倍以上になり、中でも乳製品を集めた返礼品が人気だった。
スイーツも一定程度人気があり、昨年度の全返礼品に占めるスイーツの割合は１７・２％だった。原料には地場産品が多く活用されていることから、同課は「音更にはスイーツの素材がたくさんあるということを、全国の人に知ってもらうきっかけにしたい」している。（杉原尚勝）
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