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氷点下で露天風呂満喫 しかりべつ湖コタン開村

氷点下11・5度の冷え込みの中、氷上露天風呂を楽しむ観光客(28日午前6時35分ごろ、折原徹也撮影)

 【鹿追】結氷した然別湖に冬期間のみ出現する雪と氷の村「しかりべつ湖コタン」(実行委員会、町主催)が28日、開村した。氷点下の凍てつく寒さの中、早朝から観光客が湖上に設けられた露天風呂を楽しみ、北海道ならではの雄大な自然としばれ体験を満喫していた。3月21日まで。

 1982年に始まり、今年で35回目を迎えた冬の風物詩。湖畔園地と湖上には、雪を凍らせたブロックや湖から切り出した天然氷を使って設営したアイスバーやアイスホール、露天風呂が並ぶ。27日夜に関係者による開村式が行われた。

 一般開放の28日は、午前6時半に氷上露天風呂がオープン。湖畔の温度計は氷点下11・5度を指したが、三重県からツアーでやってきた縄手佑美さん(35)ら女性4人が一番風呂に漬かった。縄手さんは「今回の旅行でのお目当ての一つ。お湯は温かく、最高」と笑顔を見せた。露天風呂は入浴無料で、午前6時半~午後10時。水着着用可。

 コタン開催期間中はアイスホールでのコンサートや氷のグラス作り、アイスロッジ宿泊、森の散歩なども体験できる。問い合わせは、実行委事務局(0156・69・8181、然別湖ネイチャーセンター内)へ。(大野篤志)


◆しかりべつ湖コタンについて
しかりべつ湖コタン-公式ホームページ

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