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鍼(はり)とお灸カフェ26日開催へ

「和やかに鍼とお灸を楽しみましょう」と話す森院長、長岡さん(左から)

 全国的に広がりを見せる「お灸(きゅう)カフェ」を十勝でも-と、帯広市内の鍼灸(しんきゅう)師森泰文さん(36)=「はり灸・癒やしの森」主宰=と出張美容室VESS代表の長岡行子さん(44)が準備を進めている。初回は26日にVESS(西18南4)で開く。また、福祉施設などへの「出張カフェ」も受け付けていく。

 関係者によると、お灸は予防医学の観点から最近、若い女性などにも注目されており、「お灸女子」という言葉もあるほど。お灸カフェは、お茶を飲みながら鍼灸師から気軽に鍼灸を学び、体験するもので、ここ数年、全国的にイベント開催がされている。

 森さんは帯広生まれ。中学時代は不登校も経験、20歳で鍼灸の道(仙台の赤門鍼灸柔整専門学校卒)に入った。2014年11月に現鍼灸院を開設した。一方の長岡さんは自らも鍼灸の体験者。お灸カフェの存在をネットなどで知り、かねてからの友人の森さんに企画を持ち掛け、タッグを組むことにした。

 今回のイベント名は「はり(鍼)&お灸カフェ」。腰の痛みや冷えなどの悩み別に、一人でもできるお灸のポイントを森さんが説明する他、体験もできる。時間は午前11時~午後3時。お茶付きで参加料は1人500円。2人は「鍼やお灸自体、痛いと敬遠する人もまだ多いのでは。まずはお灸の良さを知ってほしい」と声をそろえる。

 また、福祉施設や育児・妊婦サークルの集まりなどに、お灸セット(200個入り)やテキスト付きで出張カフェ(3620円)も行う。範囲は帯広市内。長岡さんは「施設でのおやつタイムなどの時間に導入してもらえたら。予防の観点からセルフケアが広がれば」と話している。

 問い合わせはVESS(0155・38・3558)へ。(佐藤いづみ)


◆はり(鍼)&お灸カフェについて
出張理美容サービスvess-Facebook
はり灸 癒しの森vess-Facebook

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