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短い正月に名残惜しむ JRなどUターンラッシュ

名残を惜しむ人らでにぎわうJR帯広駅(3日午前8時40分ごろ、金野和彦撮影)

 年末年始を十勝で過ごした人のUターンラッシュが、3日からピークを迎えている。今年の正月は土日の関係で昨年よりも休み期間が短く、駅や空港では名残を惜しむ姿が見られた。

 3日の札幌方面行きの特急全便が満席となったJR帯広駅では、キャリーバッグやお土産などを抱えた人たちで朝から混み合った。

 正月を帯広市内の祖父母宅で過ごした神奈川県在住の奥山菜月さん(16)は「帯廣神社に初詣でをしたり、みなでおせちを食べたりして楽しかった」と話し、お盆にも遊びに来たいと笑顔で列車に乗り込んだ。

 同駅に家族の見送りに訪れた市内の渡辺信子さん(69)は「短い正月で、少し寂しいね」と話していた。

 JRは、4日も札幌方面行き特急は夕刻の便にかけ混雑している。とかち帯広空港の航空便は4日の東京行きは満席、5日も混み合う。都市間バスの札幌行きポテトライナーは帯広発便が5日まで全便満席となっている。日本道路交通情報センターによると、道東道では渋滞の予測はない。(長田純一)

 

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