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イブの夕食に花添える 鶏肉の炭火焼き売れ行き好調

骨付き鶏肉などを炭火で焼き上げる椿店長(左)ら。食欲をそそる香りが店内に広がる(24日午前9時40分ごろ、鳥せい帯広西北店)

 クリスマスイブの24日、十勝管内の飲食店は朝から、各家庭でのディナーに花を添える鶏肉の炭火焼きなどの調理に追われた。

 若どりの鳥せいチェーン「鳥せい商事」(本社清水町、門脇和行社長)によると、毎年、クリスマスイブは「通常の10倍から15倍の売れ行きとなる」(門脇社長)。このため24日は管内17店舗のいずれも持ち帰り営業のみとし、従業員総出で作業に当たっている。

 帯広西北店(西12北1、椿了店長)でも、この日だけで炭火焼きと空揚げ(1人前各800円、税別)を2000人前作るため、午前7時から最大8人体制で調理にフル回転。

 炭火焼きは椿店長が一手に担当。秘伝の味付け肉を一度に40人前処理できる焼き台に載せ、炭火でじっくりと焼き上げていた。

 1件当たり3人前以上の注文が多いといい、椿店長は「家族だんらんの一助になればうれしい」と話していた。25日は店内営業もしながら、持ち帰りにも対応していくという。(佐藤いづみ)

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