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帯広第一中「おはようの歌」であいさつ運動

「おはようございまーす!」-。朝から元気な声が校内に響き渡る

 一日の始まりは元気なあいさつで-。帯広第一中学校(笹木卓三校長、生徒510人)の「あいさつ運動」が活発だ。生徒会執行部役員と学級委員長らは、同校のオリジナルソング「おはようの歌」を流しながら、登校してきた生徒たちを「おはよう」の声とともに出迎えている。10月はハロウィーン、12月はクリスマスにちなんだ衣装を身に着け、装いも華やかだ。

 「おはようの歌」は昨年、生徒会が制作。「おはようは力さ」「ほしいのは 君からのおはよう」などの歌詞は、全校生徒からフレーズを公募してまとめた。関谷勝之教諭の軽快なギターの音色に乗せ、当時の生徒会が合唱して仕上げた。昼の校内放送で流すなど生徒に親しまれている。

 以前から行っていた「あいさつ運動」は、今年度から毎月1週間ずつとし、生徒会役員と学級委員長らが登校時に玄関前に立った。目標は元気なあいさつを通じた、いじめや非行のない明るい学校づくりだ。

 14日から18日まで行われた「あいさつ運動週間」では、生徒会と学級委員長、特別支援学級の生徒約15人が、サンタクロースやトナカイなどクリスマスの仮装で玄関に立った。生徒会執行部によると、仮装は「マンネリ化を防ぎ、新鮮な気持ちであいさつしてもらうため」。毎回「おはようの歌」の歌詞と帯広市の「いじめ・非行防止5つの誓い」を書いた模造紙を掲げている。

 「最初は通り過ぎる生徒もいたけど、少しずつ笑ってあいさつしてくれるようになった」と生徒会長の中井幹也君(3年)。

 特に元気よくあいさつした生徒は「さわやかさん」と称して生徒会が表彰している。中井会長は「明るく楽しい学校が一番。あいさつ運動で学校を変えていければ」と話している。(松田亜弓)

おはようの歌
どしゃぶりの 雨の日は
友達と けんかして 悲しくて
心まで ずぶぬれの 気分さ 
でもそんな時こそ 気持ち切り替え ピカピカ太陽が 
花を照らすように 
おはようは力さ 気づけば 
みんな笑顔
嫌なこと 悩み事 少しでも 忘れよう 
誰も皆 ほしいのは 君からのおはよう

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