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アミメキリンのムサシ死ぬ おびひろ動物園

昨夜死んだアミメキリンの「ムサシ」(中央、2013年)

 おびひろ動物園(高橋利夫園長)は26日、同園で飼育するアミメキリンの「ムサシ」(雄、19歳)が25日に死んだと発表した。飼育下でのアミメキリンの寿命は20~25年ほどとされ、同園は「高齢に近づいていたが、もう少し長生きできるのではと考えていた」と人気者の死を悼んでいる。

 ムサシは1996年7月12日、千葉市動物公園で生まれ、99年11月に来帯。リボン(8歳)との間に、おびひろ動物園で生まれた子供が2頭(スカイ=雄・3歳・釧路市動物園、メープル=雄・1歳)いる。

 同園によると、25日午後9時15分ごろ、宿直員が巡回時に、倒れているムサシを発見した。26日午後に帯広畜産大学で解剖病理鑑定を行い、死因を特定する。高橋園長は「リボンとメープルとの3頭で、仲睦まじい姿が人気を集めていただけに残念」と惜しんでいる。(関根弘貴)

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