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十勝晴れ大吟醸で南蛮みそ 近藤ストアーが新商品

「十勝晴れ」大吟醸酒の酒かす(左)を使った十勝南蛮みそ(手前)。写真奥は佃煮

 十勝の米と水でつくる地酒「十勝晴れ」で、今年初めて醸造した大吟醸酒の酒かすを利用した南蛮みそを、帯広市内の近藤ストアー(市東6南21、近藤幸男社長)が開発し、10月下旬から発売を始めた。

 「十勝晴れ」づくりに取り組むとかち酒文化再現プロジェクト事務局の帯広信用金庫によると、これまでの純米吟醸酒「十勝晴れ」の酒かすを原料にした食品の商品化は進んでいるが、大吟醸酒の酒かすを使った食品の発売は初めて。

 商品名は「十勝南蛮みそ・十勝晴れ酒かす入り」(630円)。原料の80%以上に十勝産を用いている。

 同社はこれまで道内の別会社の清酒の酒かすを使っていたが、「大吟醸酒の酒かすを使うと、甘味と辛味のバランスが良くなった。磨かれた米で、雑味がないからだろう」と近藤社長。大吟醸酒の酒かす(300グラム、350円)、姉妹品の「十勝南蛮の佃煮」(630円)も発売し、藤丸や市内外の観光施設などで取り扱っている。

 大吟醸酒「十勝晴れ」は、11月13日から飲食店向けの販売が始まる。
(長田純一)

 

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