紅葉の中200人駆け抜ける トレイルランニング
【本別】初秋の野山を駆け抜ける「JOYFIT第6回北海道・十勝トレイルランニング」(十勝毎日新聞社主催、本別町共催)が11日、本別公園・義経の里特設会場で開かれた。約200人のランナーが紅葉の景色を楽しみながら、心地よい汗を流した。
本別町では昨年に続き2回目の開催。仙美里モップの沢、義経山、神居山を回るロング(14・7キロ)、義経山を登る起伏に富んだミドル(13キロ)、神居山を回る初心者向けのショート(2・7キロ)の3コースを設定。年齢、性別に分かれ7種目が行われた。
地元十勝をはじめ、札幌や釧路など道内各地、東京、神奈川からも参加。開会式に続き、午前10時にロング、ミドルが、同10時15分にショートがそれぞれスタートした。参加者は記録狙いでトップスピードで走ったり、紅葉や山頂からの眺望を楽しんだりして、思い思いのペースで山道を駆け抜けた。
札幌市の会社員でJOYFIT会員の吉川誠さん(42)は友人3人と初参加。「高低差があり思った以上にきつかったが、紅葉の景色が素晴らしく、気持ちよく走れました」と話した。
完走後、ランナーには本別名物「ジャンボ義経鍋」(豚汁)が振る舞われた。(鈴木裕之)