帯広郵便局に2016年用年賀はがき届く
2016年用年賀はがきが8日、帯広郵便局(松本芳夫局長)に到着した。29日から全国一斉に販売される。年賀状の引き受けは12月15日から。
この日は午前9時、管内販売分の無地(1枚52円)や絵入り(同57円)など5種類・計370万枚が入った段ボール箱925箱がトラックで同局に到着。社員はトラックのコンテナから運搬用のパレットに箱を手際よく積み下ろし、局内に運び込んだ。
絵入り年賀はがきの全国版は来年のえとにちなんだ「猿」で、北海道版は来年3月26日開業の北海道新幹線をあしらったデザイン。昨年好評だった「ハローキティ年賀」(1枚57円)は今年も登場、スマートフォンの専用アプリを通じ飛び出す動画を楽しめる。
全国の発行枚数は減少傾向にあり、16年用は30億2285万枚。松本局長は「年に1度のあいさつ。貴重な手紙文化、年賀状文化を絶やさぬよう、種類を増やすなど工夫していくのでぜひ活用してほしい」と話している。(大木祐介)