豊作願いみこし練り歩く 帯廣神社例大祭
23日に開幕した帯廣神社(大野清徳宮司)の秋季例大祭は24日、本祭を迎えた。午前10時に山車やみこしが市内を巡る渡御(とぎょ)行列が同神社を出発し、豊作などを祈願した。
氏子や山車の踊り子ら合わせて200人以上が参加。祭りばやしを響かせながら、市内を行進した。行列では山車5台が進み、日本舞踊などを披露。七福神や獅子舞の獅子に扮した参加者らが沿道を練り歩き、市民を楽しませた。
電信通では帯広東幼稚園の園児らが行列を見学。「おまつり」「わっしょい」と声をかけながら手を振った。年長児の戸梶由唯ちゃん(5)は「獅子舞がいたけど、怖くなかった。お祭り楽しい」と笑顔で話した。
渡御はこの後、相互電業前(東1南5)やアサヒ湯前(東3南14)、ホテル宮崎前(西3南21)で供饌祭(ぐせんさい)を行い、午後4時に頓宮(西4南24)に到着予定。
25日は午前9時半に同所を出発し、市川組前(緑ヶ丘2条通5)、藤丸前(西2南8)、三輪商店前(西2南6)、川瀬商会前(西2南1)を巡り、午後4時半ごろ神社に戻る。
(菅生佳孝)