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スイートコーン加工本格化 芽室

ベルトコンベヤーで選別される採れたてのスイートコーン(13日、日本罐詰十勝工場で。折原徹也撮影)

 【芽室】十勝産スイートコーンの加工作業が、日本罐詰十勝工場(芽室町西9ノ9)で本格化している。大粒に育ったトウモロコシが次々と工場に運び込まれ、缶詰や冷凍食品に加工されている。

 同町はスイートコーンの栽培面積が全国一。管内の主力4工場(日本罐詰、北海道クノール食品、マルハニチロ北日本、北海道フーズ)の十勝での契約栽培面積は4000ヘクタールを超える。

 日本罐詰十勝工場の契約生産者は約1000戸で2500ヘクタールを栽培。工場では例年並みの10日にコーン加工の操業を始め、お盆から製造が本格化している。9月まで約3万3000トン、1日当たり1000トンを加工する。

 同工場の後藤勝幸工場長は「干ばつだったがコーンは乾燥には強いので、序盤の出来はまずまず良好。円安で輸入品の価格が上がっているので、国産の引き合いが高まっている」と話している。(眞尾敦)

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    ベルトコンベヤーで選別される採れたてのスイートコーン(13日、日本罐詰十勝工場で。折原徹也撮影)

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