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宮本商産旧本社ビルにビアホール開業

観光客や建物を懐かしむ市民が訪れたビアホール(13日午前11時50分ごろ、金野和彦撮影)

 「赤レンガ」の愛称で知られる宮本商産旧本社ビル(帯広市西2南5)で13日午前11時半、1日限りのビアホールが開業した。初の試みで、観光客や同ビルを懐かしむ市民らでにぎわいを見せた。

 市内の飲食店「ランチョ・エルパソ」と提携し、築95年の建物の1階を「ビアホールMIYAMOTO」として開放した。

 会場には同ビル建築時の様子や、故宮本義雄同社会長の往事をしのぶ写真などが飾られた。開店と同時に来店客が訪れ、歴史の風格が漂う店内でビールやソーセージ、ハムなどのおつまみを楽しんだ。

 友人4人で訪れた元帯広市議会議長の石井啓裕さん(75)は「宮本さんとは長いお付き合いがあり、赤レンガは懐かしい。名門企業の粋なアイデアに感謝です」と杯を傾けた。

 同社の平征浩社長は「観光客だけでなく、ビルを知る市民の方に多く来ていただき、ありがたい。有効活用で試行したが、機会があればまた何か企画してみたい」と話していた。

 同ビルは1919年の建築で、大正時代の道東を代表する建築物の1つとされている。ビアホールは同日午後6時半まで。(長田純一)

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  • 宮本ビアホール  2

    宮本ビアホール 2

  • 宮本ビアホール  3

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