清水 千年の森のローズガーデンが見ごろ
【清水】十勝千年の森(清水町羽帯)内のローズガーデンで、バラの花が見ごろを迎えている。色や香りなど個性豊かなバラが咲き誇っており、1~2週間程度は楽しむことができる。
「ローズ・ガーデン」は2012年に新設され、英国のロザリアン(バラ栽培のスペシャリスト)であるマイケル・マリオットさんや、千年の森のガーデンデザインを手掛けたダン・ピアソンさんの監修の下、化学資材を使わないオーガニック栽培が進められ、現在80種類、約1200株のイングリッシュローズや原種のバラが栽培されている。
世界各国の品評会の香り部門で受賞歴がある「プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント」は、紅茶のような香りからかんきつ系、さらにはブラックカラント(カシス)へと香りが移り変わり、「ムンステッド・ウッド」はベリー系の香りが特徴。
原種は花を咲かせるのがシーズン中に1度のものが多いが、イングリッシュローズは「返り咲き」するのが特徴で、8月下旬から9月初旬にも花を付ける。時期は品種によってばらつきがあるため、この時期が最も多くの品種が花を付けているという。同森の新谷みどりヘッドガーデナーは「花の色や香り、花びらの開き方など、さまざまな視点で品種ごとの違いを楽しめる」と話している。
入場料は高校生以上が1000円、小・中学生は学生証提示で500円、未就学児童は無料、障がい者は800円(小・中学生400円)。開園時間は午前10時~午後5時(7月1日から午前9時開園)。(大谷健人)
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