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鳥海5位入賞 ジュニアゴルフ日本代表決勝大会

全国規模の大会で5位と大健闘した音更中の鳥海颯汰

 ゴルフのPGM世界ジュニア選手権日本代表選抜大会決勝大会(5月5~7日・岐阜県花の木ゴルフクラブ)の男子13、14歳の部で、鳥海颯汰(音更中3年)が強豪ひしめく中230打(パー216打)で5位タイと大健闘した。上位3人までに与えられる世界大会出場こそ逃したが、全国規模の大会で自身過去最高の成績を残した。鳥海は「昨年の21位を上回るという目標を達成できた。我慢のゴルフの連続で大変だったが、3日間とも70台でラウンドできたのは収穫」と喜んだ。(北雅貴)

着実に成長している鳥海颯汰(2014年8月撮影)

出場権逃すも「次は上位」
 同部には各地区の予選を勝ち抜いた26人が出場した。昨年より10センチほど身長が伸び、スイングが力強くなり、飛距離が20~30ヤード伸びた。ただ、ヘッドスピードが大幅に増し、「初めて(ラフからのショットで距離が出過ぎる)フライヤーを経験した」。同コースの草は北海道と違って粘りが少なく、クラブの振り抜けも良い分、初日は3ホールでグリーンをオーバーしOBとなった。それでも5番のショートホール(185ヤード)でバーディーを奪うなど79打で踏ん張り、9位スタートとなった。

 第2日は、前日に続き5番ホールでバーディーをマーク、7番ホール(405ヤード)では残り約75ヤードの第2打を直接入れてチップインイーグル。前日合わなかった距離感を修正して波に乗った。前半は36打のイーブン、後半は3オーバーの39打でまとめて5位に浮上した。

 最終日は前半のアウトを41打と苦しんだが、後半の16、17ホールで4アンダーをマーク、35打と巻き返した。昨年までは後半は疲れから集中力も切れることが多かったが、今回は最後に気持ちを引き締め直すことができた。優勝者には14打差、3位とは7打差。「次はもっと上位に」と意欲を見せる。

 5月9日に苫小牧市のアイランドゴルフリゾート御前水で行われたジャパンジュニアプレーヤーズチャンピオンシップ北海道大会の12~14歳の部も77打で制し、全国決勝大会(7月18~20日・栃木県那須小川ゴルフクラブ)の出場権を得た。「熱い夏の本州でいろいろと経験し、ひと回り大きくなって帰ってきたい。今年は日本ジュニアに出たい」と意気込んでいる。

 また、PGM世界ジュニア選手権日本代表選抜大会決勝大会の同7、8歳の部の西山陽斗(開西小2年)は98打で7位だった。

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