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敷地205ha 日野自動車テストコース まちマイ芽室編

広大な敷地に複数の走路が配置された北海道芽室テストコース(日野自動車提供)

 町南部の雄馬別地区に、世界の物流を下支えしている施設がある。トラック・バスなどのトップメーカー日野自動車(東京)の芽室テストコースだ。

 日高山脈の山すそに広がる205ヘクタールの広大な敷地内に、周回路や直線路などをレイアウト。主に寒冷地における車の信頼性や安全生を高めるために、各種試験を行っている。

 各自動車メーカーはかつて、道内の河川敷などで寒冷地テストを行っていたが、環境対応など社会的要請を受け、コースの常設化を進めてきた。同社はもともと芽室でテストを行っていた縁で、1995年に現在地にコースを建設した。

 冬道での走行試験や、ABSなど安全装置の動作確認などテスト内容は多岐にわたる。「当社の寒冷地テストコースは芽室だけで、なくてはならない存在」(同社広報室)。12~3月は連日、技術者らが製品の開発・改良に取り組んでいる。今シーズンは延べ約1400人がここを訪れる予定だという。
(丹羽恭太)


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