無病息災や家内安全を願う、節分に合わせ十勝各神社で厄払い
十勝管内の各神社では3日、厄払いの神事が執り行われ、無病息災や家内安全を願う参拝客でにぎわった。
帯廣神社(大野清徳宮司)では午前と午後の2回、節分祭と豆まきが行われた。村田光成帯広市議ら年男年女の10人が奉仕者として境内の特設舞台に上がり、「福は内」の掛け声に合わせて威勢よく豆や餅をまいた。
豆や餅が入った袋の中には縁起物の「福矢」が当たる引換券も入っていて、午後と合わせて限定6人に進呈された。
豆まきに参加した幕別町の主婦深谷奈那子さん(32)は「家族みんなが健康で過ごせるよう祈願した」と話していた。
帯廣明神大社(中島秀典宮司)では、午前8時半から「厄はらい祭」が行われ、参拝者が人をかたどった形代(かたしろ)に息を吹きかけて厄を払った。(川野遼介)