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願掛け、応援グッズ注目 受験シーズン幕開け

企業名をもじった十勝バスの「勝ます」シールを手にする関場さん

 受験シーズンの幕開けで、十勝管内でも受験生を応援するアイデア商品の数々が発売されている。なかには企業名をもじったユニークな願掛けグッズもあり、受験生や家族たちの注目を集めそうだ。

 高校受験は、15日から管内私立4校で推薦入試の出願が始まり、17、18日には管内では帯広畜産大を会場に大学入試センター試験が行われる。

 昨年、ミュージカル「KACHI BUS(カチバス)」の上演で話題になった、十勝バス(帯広市、野村文吾社長)は、企業名の愛称「勝バス」をもじった、「勝ますシール」(300円)を受験・開運アイテムとして扱っている。

 名刺サイズの台紙にお守り、だるま、絵馬の3種のシールが一つになっている。5000枚を製作し、管内最古の神社である十勝神社(広尾町)で祈願を受けた。同社は、センター試験会場(帯畜大)行きの臨時便出発地の帯広駅バスターミナルで、乗車券を購入する受験生らに勧めている。

 同社事業本部の関場聖係長は「昨年は受験生が買ったその場でスマートフォンの裏に貼ってくれた。宝くじを購入するからと買い求めてくれた人も」と話す。

 受験生の必需品の文房具を扱う受川(帯広市大通南9、受川賢一社長)では、昔からよく使われる鉛筆の他、マークシートに適した芯の太さのシャープペンシル、替え芯、スリムタイプの消しゴムの3点セット(300円から)も売れる。現代の学習事情に合わせた、スマートフォンアプリ対応の暗記用マーカー(500円)、疑問が解けると「?」から「!」に変わるポストイット(380円)など、ユニークなグッズも。

 特に注目されているのが、昨年末、「もう折れない。」をうたい文句にゼブラから出たシャープペンシル「デルガード」(450円)。独自に開発された本体構造で、筆圧が高くても芯が折れにくい。常に品薄状態の人気が続く。売り場担当の篠原真由美さんは「芯が折れて、試験会場であせることもなくなるのでは」という。(酒井花)

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  • 受川で扱う受験生に人気の文房具

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