病気の子供たちのために 帯広でサンタラン
サンタクロースの衣装をまとって街を歩き、病気と闘う子供らにクリスマスプレゼントを贈る「北海道サンタランinとかち」(実行委員会主催)が20日、帯広市中心部で開かれ、管内外から参加した約120人の“サンタ”が街なかを行進した。
参加費や寄付金で購入したプレゼントを子供たちに贈るチャリティーイベント。帯広開催は有志が企画し、昨年に続き2回目。
午前11時半からJR帯広駅で開かれた開会式で、ゴスペルグループの「シスターズ」がクリスマスソングを熱唱し、サンタたちを送り出した。参加者は同駅北口を出発し、藤丸でプレゼントを購入。帯広厚生病院や帯広協会病院に入院中の子供や児童養護施設「十勝学園」を訪ね、プレゼントを手渡した。
職場仲間や友人と参加した市内の曽根綾香さん(27)は「入院中の子供たちに元気をあげたいと思って」と話し、地元でのサンタラン開催を目指す鹿児島県の公務員矢崎武さん(25)は「こんな雪景色は見たことがない」と感激していた。プレゼントは後日、道立緑ケ丘病院や帯広児童相談所にも届けられる。(澤村真理子)
◆北海道サンタランinとかちについて
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