帯広市の給食に登場 帯広南商業高考案のメニュー
帯広南商業高校クッキング部(高橋菜奈部長、部員28人)の考案した献立が、帯広市の小・中学校の給食に今月から登場している。17日には同部員らが帯広森の里小学校(沼田拓己校長、児童318人)を訪れ、自ら開発したメニューを児童たちと一緒に味わった。
全国の調理コンテストなどで活躍している高校生のアイデアを給食に生かそうと、今年度初めて市学校給食共同調理場が同校と連携して取り組んだ。
過去3回の試作品作りを通して完成したメニュー2パターンが、中学校は11、28日、小学校Aコースは17、26日、同Bコースは11、18日に出る。
Aコースの森の里小で提供されたのは、ちくわが味のアクセントとして入った「南商とりさん親子丼」と、十勝産の野菜とイモ団子を煮込んだ「ポトフ風南商スープ」。メニューを考案した1年の田村真夕さん、小野桃果さん、前田璃子さんらクッキング部の生徒9人が手作りのパネルでメニューを紹介した後、児童と一緒に食べた。
前田さんは「保育士を目指しているので、今回の取り組みがとても勉強になった」と話していた。(酒井花)
◆この記事の写真はこちらから購入できます
・帯広市の給食に登場 帯広南商業高考案のメニュー-かちまいフォトサービス