「冬の使者」ハクチョウ飛来 帯広川
「冬の使者」とも呼ばれるハクチョウの飛来が始まった。帯広市内でも25日午前、帯広川下流部(東15南3)で成鳥2羽と幼鳥1羽の家族と見られるハクチョウが、緩やかに流れる水面で羽を休めていた。
ハクチョウはロシア極東地域から管内に飛来し、雪が積もる前まで、畑などで餌を取って過ごす。管内で越冬するハクチョウは500羽以内とみられている。NPO法人日本野鳥の会十勝支部の室瀬秋宏支部長によると、「飛来時期は平年通りで、すでに幕別町相川の畑で数百羽が確認されている」という。(塩原真)