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紅葉の本別駆ける300人 北海道・十勝トレイルランニング

紅葉で彩られた山道を駆けるランナー(12日午前10時20分ごろ、塩原真撮影)

 【本別】自然を楽しみながら野山を駆け抜ける「JOYFIT第5回北海道・十勝トレイルランニング」(十勝毎日新聞社主催、町共催)が12日、本別公園・義経の里(仙美里モップの沢)特設会場で開かれた。紅葉がピークを迎えた快晴の中、約300人のランナーが心地よい汗を流した。

 本別町では初開催。4、13、23キロの3コースが設置され、7種目で行われた。小学1年生から最高齢の古池晴一さん(82)=音更陸協、4キロ=まで幅広い年齢層が参加。管内をはじめ道内各地、神奈川や青森からも駆け付けた。

 開会式に続き、13、23キロが午前10時10分、4キロが同10時40分にスタート。参加者は記録に挑戦し上位入賞を目指したり、紅葉を楽しむなどして、起伏に富んだ山道を思い思いのペースで走った。

 4キロをトップでゴール(27分5秒)した音更緑南中1年の寺山樹一君(12)=陸上少年団=は、前開催地の清水・十勝千年の森大会に続き3回目の出場。「トップを狙っていました。神居山の坂の階段がきつかったが、完走できてよかった」と満足そうに話した。

 会場では、本別名物「ジャンボ義経鍋」(豚汁)が参加者に振る舞われた。(鈴木裕之)


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