音更出身の流さん、来月29日にライブ
【音更】町出身のシンガー・ソングライター流(ながれ)さんによるライブ「『光あふれて』inふるさと」(NPO音更町文化事業協会、十勝毎日新聞社の主催)が11月29日午後6時半から町文化センター・大ホールで開かれる。流さんは故郷で開く自身最大規模のワンマンライブに向けて意欲を燃やしている。
流さんは昨年12月にアルバム「光」をリリース。以降、アルバムタイトルにちなみ「光あつめて」と題した全国ツアーを行い、人との出会いの素晴らしさや大切さを再確認。今回の古里でのライブのタイトルは「ツアーで“あつめた”人々との絆や笑顔という名の光が会場で“あふれる”よう願いを込めた」という。
ライブでは、ソロ活動を始めた当初からアルバム制作をともに手掛けるバンドメンバー(ギター・佐藤亙、ベース・タカシンイチ、ドラム・コジマカオル、キーボード・若槻昌子、馬頭琴・嵯峨治彦)による演奏を基本に、自身が続けてきたライブスタイルのアコースティックセットなども考えているという。
「十勝でのライブは特別な思い入れがある。育った十勝や周囲の人への感謝の思いで歌いたい」と話す。流さんが幼少の頃に世を去った祖父が作った「十勝まねき節」なども歌う予定だ。
一般前売券は2000円。会場の町文化センターほか、ハピオ木野、勝毎サロン(藤丸7階)、藤丸チケットぴあ(同5階)、チケットらいぶ(帯広市民文化ホール内)で扱っている。「小さい子供を連れて家族で遊びに来てほしい」(流さん)との思いから、未就学児童は無料。小学生から高校生は500円の低価格となっている。(大谷健人)