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ナウマンゾウに引っかけ「全日本ゾウリ卓球大会」開催へ 幕別町忠類

大会で使われる手作りナウマンゾウの縫いぐるみを施した特製草履ラケット(左)

 【幕別】町忠類地域の団体が集まる「忠類パオッズクラブ」(鈴木亜希子運営委員長、14団体)は、地域のシンボル「ナウマンゾウ」に引っかけた「全日本ナウマンゾウリ卓球大会」を、13日にナウマン温泉アルコ236で初開催する。草履をラケットに見立てて卓球試合を行うユニークなイベント。鈴木代表は「世界大会への“格上げ”を目指し、人が集うイベントに定着させたい」と張り切っている。

 旧忠類村時代の1969年、ほぼ一体分のナウマンゾウ化石が発見され、「小さな町での大発見」と話題を呼んだ。88年にはナウマン象記念館も開館。アルコを拠点に地域活性化に取り組む同団体が、「独自性あるイベントで地域を盛り上げたい」(鈴木代表)と企画した。

 ラケットはナウマンゾウをモチーフにした縫いぐるみを付けたオリジナル草履を使用。卓球用ボールを使い、1セット11点制でゲームを行う。「草履の裏面で打つ」「中学生以上はスマッシュ禁止」-など独自ルールも設定。優勝者にはトロフィーと賞状が授与される。開会式は午前10時15分から。練習時間を設定し、競技開始は同11時。休憩時間は一般の人も体験できる。年齢不問で32人限定。参加費1人2000円。

 今年で開館20周年を迎えた同ホテルのイベント「パオ君マーケット」の一環で企画。同ホテルと隣接する道の駅・忠類前で手作りマフラーなどの販売、どろ豚ギョーザなど縁日コーナーも展開する。鈴木代表は「通常の卓球と違い、なかなかラリーが続かない。逆に卓球未経験者にも日本一になるチャンスがある」とPRする。申し込みは12日までで、同ホテル(01558・8・3111)へ。(佐藤いづみ)


◆全日本ナウマンゾウリ卓球大会について
10/13 第1回 全日本 ナウマンぞうり卓球大会~申込受付中~-アルコ236ホームページ
忠類 「ナウマン温泉ホテルアルコ236」「道の駅・忠類」-公式Facebookページ

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