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帯広レジェンド全国へ シニアバスケットボール

3位入賞で全国大会出場切符を獲得した帯広レジェンド

 バスケットボールの第12回北海道オールシニア選手権大会(5月31日、1日・登別市)のスーパーシニアの部(50歳代)で、十勝から出場した「帯広レジェンド」(植田伸一監督)が3位入賞を果たし、11月に愛媛県で開催される「酒田市八幡カップ交歓大会」への出場権を獲得した。チームは今春発足したばかりだが、強気の攻めで全国の大舞台へと駒を進めた。

 同選手権大会は昨年まで北海道クラブバスケットボール連盟の傘下で運営されていたが、今年度、全国に先駆けて北海道シニアバスケットボール連盟が発足し、今回は同連盟の初事業として実施された。

 帯広レジェンドは、帯広クラブや池田クラブなどで活動していたシニア世代16人が集まり、今年4月に誕生した。各自がそれぞれの所属チームで練習するほか、毎週日曜日に集まってチーム練習を重ねてきた。

 初戦の相手となった釧路シニアは190センチ台の選手2人を擁していたが、星光浩コーチ(58)は「最初からプレッシャーをかけて、当たっていけ」と50歳代前半の“若手”に指示。強い当たりで釧路に思うようなボール運びをさせず、勝利した。

 準決勝の相手の旭川ドランカーズは前年覇者。お互いに当たり合う激しい試合となり、前半に引き離されて詰め寄ることができなかった。

 全国大会出場の懸かった3位決定戦は、旭川戦の疲れから第2ピリオドにそれまでのマンツーマンディフェンスをゾーンディフェンスに切り替えたところ、攻め込まれて逆転を許した。しかし、後半はマンツーマンに戻したことで再度逆転し、逃げ切った。福田明史主将(55)は「どの試合も厳しかったが、走り負けしていなかった。コンビネーションも良かった」と振り返る。

 八幡カップまではたっぷりと準備期間があり、福田主将は「それぞれしっかりと調整して良いコンディションで臨みたい」と意欲を見せている。

 なお、同じく十勝から参戦したタケシマスポーツは2回戦で旭川ドランカーズに敗れた。(大野篤志)


<帯広レジェンド>
監督  植田伸一
コーチ 星 光浩
マネジャー 佐々木オリ枝
No 名前     年齢 身長
 4 福田 明史  55 177
 5 佐々木千代克 56 172
 6 中川 健実  54 170
 7 花本  敦  54 170
 8 西本 隆司  54 165
 9 小野寺幹夫  54 185
10 樋爪 克彦  53 177
11 高橋 浩善  53 174
12 稲辺 幸二  52 178
13 佐藤 芳明  51 180
14 木村  伸  52 165
15 西山  徹  51 180
16 柚原 和敏  51 170
17 大塚  節  51 178
18 中川 孝司  50 170
19 田中 敏昭  50 176


(関係分)
▽1回戦
タケシマスポーツ 45(16-9 8-15 9-16 12-2)42 きたそらちベアーズ
▽2回戦
帯広レジェンド 53(13-9 9-10 10-8 21-5)32 釧路シニア
旭川ドランカーズ 47(10-6 12-0 13-10 12-10 )26 タケシマスポーツ
▽準決勝
旭川ドランカーズ 37(12-2 9-8 7-2 9-6)18 帯広レジェンド
▽3位決定戦
帯広レジェンド 44(10-6 13-20 10-4 11-3)33 室蘭シニア


◆帯広レジェンド全国について
・○○公式HP(ここにリンク)-ここに説明文

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