約60年の伝統 技術向上励む 池田中吹奏楽部 まちマイ池田編
池田中吹奏楽部は昔から活発な活動を繰り広げてきた。吹奏楽コンクールの全道大会出場回数は、記録のある1962年以降の52年間で23回を数える。学校の沿革史には54年にブランバンド活動の記載があり、60年前後の伝統があるとみられる。
93年度から5年間、吹奏楽部を指導した元教員の赤部順哉さん(十勝野フロマージュ社長)は「小学校で吹奏楽クラブがあったおかげで指導がしやすかった」と当時を思い起こす。
現在の部員数は3年を除く11人。新部長の鳴海冴夏さん(2年)は「部員が少ないだけに一人ひとりの演奏技術を磨き、コンクールでは東日本大会出場を目指したい」と意気込んでいる。(平野明)