試作重ね士幌高生が開発「おから大福」 13日にお披露目会
【士幌】士幌高校(齋藤讓一校長)のアグリビジネス科3年生が開発した「おから大福」のお披露目会が13日、士幌町内の道の駅ピア21しほろで開かれる。士幌高産の大豆を使用した「おから白あん」と「きな粉」により、優しい甘さが引き立つ仕上がりになっている。午前9時から午後2時半まで。(青池楽)
開発は「地域資源活用」科目として取り組んだ。士幌高産の大豆を使用した豆腐の製造でつながりのある「日向発酵食品」(音更町)から、おからの活用について相談を受け、商品開発に取り組んだ。
生徒は4月から商品案を考え、6月に試作をスタート。赤間かのこさん(18)は「試作段階では食感が気になっていた。おからのモサモサとした感じをなくすために工夫した」と話す。商品は10月に完成。兼子優汰さん(17)は「4回の試作で改良を重ね、理想通りに仕上がった」と完成を喜ぶ。
商品と共に、おから大福をPRするチラシやリーフレットも生徒がデザインして作成した。
赤間さんは「一から商品開発をしたことで、柔軟な考え方を持つことができた。これからも生かしていければ」と話し、兼子さんは「商品開発を経験できることは少ない。今回、自信を持っておいしいと言えるものができたので、ぜひ買ってほしい」と商品をPRする。
おから大福は1個180円。午前11時と午後1時の2回に分けて、試食タイムも実施する。ゆめの豆腐(士幌高産大豆使用、216円)、きな粉(同、240円)も販売する。










