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おびひろ動物園 6日から冬季開園 屋内休憩施設オープンやドサンコ・ばん馬お披露目

新たに導入された(右から)ドサンコの玉と吉

 おびひろ動物園(渡邊誠克園長)は6日、冬季開園を開始する。「新キリン館」の屋内展示や子育て世代向け屋内休憩施設の利用がスタートするほか、「馬ふれあい舎」には新たにドサンコ(北海道和種)とばん馬合わせて3頭の展示も始まる。同日は各施設のオープニングセレモニーが行われ、屋内休憩施設の名称も発表。渡邊園長は「寒い冬でも暖を取りながら楽しめる施設が多くオープンする。ぜひ足を運んでほしい」と話している。(貞野真生)

 屋内休憩施設は、木造平屋86平方メートル。新キリン館北側のトイレ西側に建設された。飲食可能な休憩スペースや対象年齢を分けた遊び場、おむつ替えスペースや調乳・授乳スペースなどを備える。子育てに必要な設備を集約した施設は、道内動物園で初めて。

 遊び場には、木製のおもちゃを用意し、動物モチーフのデザインをちりばめた。床には動物の大きさを体感できるほぼ実物大の足跡のイラストも描いた。

屋内休憩施設を紹介する渡邊園長(左)と管理係の蓑島優貴さん

 馬ふれあい舎に導入されたのは、ドサンコの玉=タマ=(3歳)と吉=ヨシ=(2歳)、ばん馬の雪姫(2歳)。ドサンコは11月4日、ばん馬は同26日から飼育を始めた。

 2023年12月のオープン以来、ばん馬は2頭を飼育していたが、4月にトラシゲが死んでムホウマツゴロウ(8歳)のみとなっていた。

 3頭の触れ合い体験は順次始める予定。渡邊園長は「多様な種類のウマの体格の違いを実感してほしい」と話している。

 冬季開園は、年末年始を除く来年2月28日までの土日曜・祝日に実施する。おびひろ氷まつり期間中は金曜の1月30日も開園する。開園時間は午前11時~午後2時。

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